部屋の模様替えで変わる私

空間心理で叶える、見るたび心が安らぐ部屋。手軽な絵と飾りの心地よい配置術

Tags: 空間心理, インテリア, 飾り方, 絵, アート, 癒やし, 手軽, 心地よい暮らし, 50代

年齢を重ね、お子様が独立されるなどして、ご夫婦二人の生活スタイルに合わせたお部屋づくりを考える機会が増えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。大掛かりな模様替えは少し大変と感じる一方で、今の空間をもっと心地よく、心穏やかに過ごせる場所にしたいと思われるかもしれません。

実は、お部屋にある「絵」や「飾り」といった小さなものにも、私たちの心に影響を与える力があります。ふと目にした時に「素敵だな」「ホッとするな」と感じるものがあると、それだけで心が安らぐことがありますよね。

この記事では、空間心理の視点から、絵や飾りをどのように取り入れ、どこに飾ると、心地よさや安心感につながるのか、手軽にできるアイデアをご紹介します。

空間心理から見る「視覚情報」と「心のつながり」

私たちの心は、目から入ってくる視覚情報から大きな影響を受けています。お部屋の「色」や「形」、そして「配置」は、知らず知らずのうちに、私たちの気分や感情に働きかけているのです。

特に、絵や飾りは、お部屋の中で自然と視線が集まりやすい「フォーカルポイント」となり得ます。そこに何があるか、どんな色や形をしているかで、お部屋全体の印象だけでなく、それを見るたびに感じる心の状態が変わってきます。

心地よい絵や飾りを目にすることは、心に安らぎや喜びをもたらし、日々の生活に穏やかな彩りを与えてくれるのです。

手軽に試せる!絵や飾りの「色」が心に与える影響

まずは、手軽に取り入れやすい「色」について考えてみましょう。飾る絵や小物の色を変えるだけでも、お部屋の雰囲気や心の状態に変化を感じられることがあります。

大掛かりな絵ではなく、ポストカードやお子様・お孫様の絵、小さな置物など、手軽に手に入るものでも大丈夫です。まずは「この色、好きだな」「この色を見ると落ち着くな」と感じるものから試してみてください。クッションカバーやひざ掛けの色と合わせるのも統一感が出て心地よいですね。

空間を心地よく彩る「配置」の工夫

次に、絵や飾りの「配置」について考えてみましょう。どこに何を飾るかで、お部屋の見え方や、あなたが感じる心地よさが変わってきます。

特別なアート作品である必要はありません。お土産の小さな置物、拾ってきた木の枝、庭で摘んだお花を飾るだけでも、空間は心地よく変わります。

小さな絵や飾りがもたらす心のポジティブな変化

お気に入りの絵や飾りを、心地よいと感じる色や配置で飾ることは、あなたの心に様々な良い影響をもたらしてくれます。

まとめ

お部屋にある絵や飾りは、単なる装飾品ではありません。空間心理の視点で見ると、それらは私たちの心に静かに語りかけ、心地よさや安らぎを与えてくれる大切な要素です。

大掛かりな模様替えをしなくても、お気に入りの絵を一枚飾ってみる、小さな置物の色を変えてみる、棚の上の配置を少しだけ変えてみる。そんな手軽な一歩からでも、お部屋の雰囲気は変わり、それに合わせてあなたの心も少しずつポジティブな方向へと変化していくことでしょう。

見るたびに心が安らぐ、そんな心地よい空間を、絵や飾りの力を借りて、ぜひ手軽に作ってみてください。あなたの毎日が、より穏やかで豊かな時間になることを願っています。